実際のサイズ感を見失いがち
ここにきて3Dモデルデータからの木型製作の仕事が増えてきました。 そのため図面でも寸法記載部分、断面図等の出図も減り、枚数が抑えられてきて...
愛知県半田市の杉浦木型のブログです。
いつも杉浦木型のブログをお読みいただきありがとうございます。
この12月に入り2件のお客様から木型の修理の
依頼で引取に伺い、年号を見てビックリの記載が
ありました。
1件は2007年の記載がありもう1件は1994年とありました。
保管する方も大変だったでしょうけどまだ現役である木型の方に
驚きです。
よく木型ってどのぐらい使えるかなど聞かれることがございますが
使う頻度と保管状況により分かりませんと答えているのが
現状ですがこの2件からお預りした木型だけで言えば
(年数は関係ないのかな)と思ってしまうほどのいい状態でした。
逆に言えば新作してからほとんど出番のなかった木型なのかなとも
感じますので、それはそれで作った側からすれば複雑な心境でしょう。
木型屋ごとに作りの違いや考え方などもあるので長年もったから
いいとか悪いとかではありませんが昔の木型に触れる機会があることは
個人的には悪いことではなく、それぞれの職人さんや木型屋さんの考え方と
参考にすることもありいい勉強・教材であると思ってます。
ただ劣化や金具の錆びつきなどはどうしようもありませんが・・・
年末・年始はこの木型のメンテナンスで年越し勉強です。
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