愛知県半田市の杉浦木型のブログ

愛知県半田市の杉浦木型のブログです。

  • feedlyで更新情報をフォロー
  • RSSで更新情報をフォロー

複製木型の緩やかな曲線で悪戦苦闘

いつも杉浦木型のブログをお読みいただきありがとうございます。

今週にまたまた図面はないが現物鋳物のみ存在しており、「この木型をお願い!」といった仕事が決まりました。

見た目以上にR面の雰囲気が独特でかなり寸法取に苦戦中であります。
なだらかに緩やかな曲線でありました。

現物鋳物-1

一定なRで流れてると思いきや、斜め具合が3方向にあり幅も底面も緩やかにカーブしており、それに倣ったRがついておりました。

似せた形状で結んで型を考えることにしました。

現物鋳物-3

昔の鋳物なので恐らく当時の木型屋さんはそれっぽく結んだ感性的なRの結び方でやられたと思われるので、見た目以上に難しかったですが、似せるRで何とか形にすることに向けて加工中であります。

ここ最近相変わらず増えた図面はないが現物鋳物からの複製木型製作。

部品の一部で古いのでどうしても図面がないのでしょうね。

この記事が気に入ったら、いいね!&フォローをしよう!

  • twitterでシェア
  • facebookでシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
木型や3Dデータは杉浦木型へお気軽にお問い合わせください。

関連記事

鋳物と木型

杉浦木型では、ここ3ヶ月間の仕事内容では20~25年前の木型を更新したり、修理したりといったことが多かったです。 口頭や記載されている年号...

記事を読む

木型定盤を納品すると不思議な感覚

ここのところ現場で埋め尽くしておりました、定盤更新の仕事もようやく山場を越えました。 今週から随時出来た木型定盤から納品への運びですが、今...

記事を読む

最後の紅松

木型業界で長年に渡り、使用してきました材料であります紅松(ベニマツ)ですが、弊社も最後の山を預かり、今後は違う材料へのシフトの時がやってきま...

記事を読む

短納期の増加

早いもので年明けからもう半月が経ちました。 年明けから胸の痛む出来事が続き、日々の生活に感謝しながら仕事に努めておりますが、相変わらず納期...

記事を読む

平成から令和へ合わせて木型更新

5月から木型更新のシリーズで3機種製作することとなり、ようやく1機種目がゴールを迎えました。 30年近く前の木型が今の今まで現役で使用され...

記事を読む

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。
(必須)が付いている欄は必須項目です。