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平成から令和へ合わせて木型更新

いつも杉浦木型のブログをお読みいただきありがとうございます。

5月から木型更新のシリーズで3機種製作することとなり、ようやく1機種目がゴールを迎えました。

30年近く前の木型が今の今まで現役で使用されここにきて損傷が激しいことから、既存型を見本に更新したのでした。

それほど前の木型なので、図面をいただき既存型を預かり、驚かされることばかりでありました。

今でこそ3Dモデルがあるので、図面上の少ない情報量でも形状がモデル化して、立体形状を確認出来ますが、その頃はまだそこまで普及もしておらず、よくここまで出来たものだと感心することばかり。

昔の木型職人さんの凄さを実感させられました。

ただ現在は機械加工やデータ化が進み、納期対応に追われる時代となっているので、この頃のように納期に対しておおらかではないと思うので、見本型ありの現代加工機とデータを武器に挑みましたが、それでもなかなかの内容であったので、当時はどのぐらいかかったことでしょう。

進めていくなかで材料の変化や、金具の変化なんかも感じられ平成時代を担ってきた木型が令和で生まれ変わった感じであります。

まだ2機種あるから、またいろんな意味で驚かされること、感心させられることが多々あると思うけど、昔の職人に負けないように精進していきます。

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