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鋳物と木型

杉浦木型では、ここ3ヶ月間の仕事内容では20~25年前の木型を更新したり、修理したりといったことが多かったです。

口頭や記載されている年号にて分かるのですが、まだまだ現役な木型ばかりであります。

昔の木型に触れることは感心させられることや機械加工が主流の現在においては、考えられないような手加工での苦労の跡なんかも感じられます。

ちょうど、自分自身が木型屋に修行に出始めた頃な年代なだけにいろいろ感じることが多いのでした。

そして木型屋としても、ここまで息の長い木型に携われると嬉しいことでもありながら、次の仕事になるまでに歳月がかかるといった複雑な気持ちにもなります。

また鋳物屋は昔から製造工程は変わらない反面、供給する木型屋は機械化で変化していっていることと似ている感覚があるので、これもまた複雑な気持ちです。

使用頻度と管理方法で傷み方や更新の時期などは変動しますが、木型を数回、数百回使い、鋳物にする鋳物屋と1回製作して完成すると、次に移行する木型屋との違いもあるので、これもまた複雑な気持ちです。

鋳物は量産、木型は単品といった傾向なので仕方のないことでもありますが、息の長い木型は嬉しい反面、複雑なところがあります。

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