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デジタルとアナログ

図面のみでは形状が理解しにくい木型製作案件が増えつつあり、3Dモデルが最近欠かせません。

3Dモデルデータも支給される時とされない時もあり、こちらで形状把握等のために自社製作する時も少なくありません。

3Dデータ-1

情報漏えいの観点からデータの取り扱いの注意などもあり、なかなか厳しい指導もありますが、最近では図面自体も3Dモデルありきでの寸法記載も増えて、図面も簡略化傾向が強いのでやはり欠かせなくなりました。

このデータは形状把握もありますが、機械加工も絡むのでとても重要な存在になってきます。

ただパソコン画面で眺めているとサイズ感がつかみづらくなり、頭でイメージして考えていると、どんな木型でも簡単に出来てしまうような感覚になってしまうため、見積もり時や製作スタートでの段取りの際にいつも気をつけねばなりません。

3Dデータ-2

機械などの部品としても、最近複雑化の傾向が強いので木型屋としてはまずは形状把握とどのように鋳造造形していくかと順番に見極めて、それから木型製作の検討となるので、木型もかなり複雑化していきます。

我々、木型屋は鋳物屋に供給する側ではありますが、設備や製作の仕方はデジタル化が進んでおりますが、鋳物屋ではそんなに昔から造形の仕方に変化がないことではある意味アナログな業界であります。

ですので心掛けているのは、木型は複雑化しても取り扱うのは「現場の人」だということです。

杉浦木型では、3Dモデルから木型まで対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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木型や3Dデータは杉浦木型へお気軽にお問い合わせください。

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