愛知県半田市の杉浦木型のブログ

愛知県半田市の杉浦木型のブログです。

  • feedlyで更新情報をフォロー
  • RSSで更新情報をフォロー

デジタルとアナログ

図面のみでは形状が理解しにくい木型製作案件が増えつつあり、3Dモデルが最近欠かせません。

3Dモデルデータも支給される時とされない時もあり、こちらで形状把握等のために自社製作する時も少なくありません。

3Dデータ-1

情報漏えいの観点からデータの取り扱いの注意などもあり、なかなか厳しい指導もありますが、最近では図面自体も3Dモデルありきでの寸法記載も増えて、図面も簡略化傾向が強いのでやはり欠かせなくなりました。

このデータは形状把握もありますが、機械加工も絡むのでとても重要な存在になってきます。

ただパソコン画面で眺めているとサイズ感がつかみづらくなり、頭でイメージして考えていると、どんな木型でも簡単に出来てしまうような感覚になってしまうため、見積もり時や製作スタートでの段取りの際にいつも気をつけねばなりません。

3Dデータ-2

機械などの部品としても、最近複雑化の傾向が強いので木型屋としてはまずは形状把握とどのように鋳造造形していくかと順番に見極めて、それから木型製作の検討となるので、木型もかなり複雑化していきます。

我々、木型屋は鋳物屋に供給する側ではありますが、設備や製作の仕方はデジタル化が進んでおりますが、鋳物屋ではそんなに昔から造形の仕方に変化がないことではある意味アナログな業界であります。

ですので心掛けているのは、木型は複雑化しても取り扱うのは「現場の人」だということです。

杉浦木型では、3Dモデルから木型まで対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事が気に入ったら、いいね!&フォローをしよう!

  • twitterでシェア
  • facebookでシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
木型や3Dデータは杉浦木型へお気軽にお問い合わせください。

関連記事

木型定盤を納品すると不思議な感覚

ここのところ現場で埋め尽くしておりました、定盤更新の仕事もようやく山場を越えました。 今週から随時出来た木型定盤から納品への運びですが、今...

記事を読む

悩ましい発泡入子

たくさんの発泡スチロールの入子が現場に集まり、ただいま保管場所に四苦八苦しております。 発泡スチロール製でいびつな形をしているため保管の仕...

記事を読む

記憶ではデジタルにはかなわない

最近、去年終わっている木型の問い合わせが続き、記憶もさることながら、記録も写真も探ることが増えてきました。 何となく覚えていること、苦労し...

記事を読む

連休明けに感じること

納期や仕事量によりこの連休は悩みましたが、弊社は本日から通常業務としております。 4月初旬の頃は仕事の都合が読みづらく納期も連休前後で、よ...

記事を読む

鋳出し文字にも時代の流れ

ここのところ木型に製品用の管理番号であったり、日付であったりと貼り付ける文字に対する変化を感じております。 というのも元々は、手加工から出...

記事を読む

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。
(必須)が付いている欄は必須項目です。