愛知県半田市の杉浦木型のブログ

愛知県半田市の杉浦木型のブログです。

  • feedlyで更新情報をフォロー
  • RSSで更新情報をフォロー

木型の抜け勾配

いつも杉浦木型のブログをお読みいただきありがとうございます。

今回の木型製作の内容では、また加工機頼りでありNCが活躍いたします。

直径で1,600ミリほどあるのですが、1/4サイズのショートケーキのように造るので、円と角度とさらに木型では抜け勾配が絡むことが多いので、寸法設定が大変であります。

NC-1

まずは順番にベースになるカガミ板のベニヤから加工スタート。

今から順番に4段ほどに分割して、積み上げて高さが600ミリまで積み上げて組んでいく予定です。

NC-2

ここまでの構想ができあがるまで議論が数回あり、スタートまでに時間がかかりましたが、ようやく手順も決まり加工が始まったので完成形が楽しみです。

木型につける抜け勾配がいつも悩むところです。

砂の中に埋めてそこから木型を抜くための抜け勾配。
いつも頭を痛めますが、腕の見せ所といったところでしょうか。

この記事が気に入ったら、いいね!&フォローをしよう!

  • twitterでシェア
  • facebookでシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
木型や3Dデータは杉浦木型へお気軽にお問い合わせください。

関連記事

現物鋳物しかない木型製作にて寂しさを感じる

お盆休み前のタイミングで、また現物鋳物しかないという木型製作依頼が舞い込んできました。 昭和の香りのする機械の消耗部品らしいのですが、これ...

記事を読む

ケミカルウッド製木型

ここのところ木型製作時に使用する材料が天然木やベニヤから、樹脂木材や樹脂ブロックと呼ばれるケミカルウッドへとシフトしていってる傾向が強く感じ...

記事を読む

木型の先には

常滑市にあります、セラモールへ行ってきました。 ここのところ仕事で耐熱レンガの木型を作ることになってきましたので、なんとなく興味があり、久...

記事を読む

最長記録の定盤

今回の案件は、今までの弊社にとって一番長い木型の台(定盤と言います)となりました。 定盤は4メートルが最長記録でしたが、今回は5メートルと...

記事を読む

デジタルとアナログ

図面のみでは形状が理解しにくい木型製作案件が増えつつあり、3Dモデルが最近欠かせません。 3Dモデルデータも支給される時とされない時もあり...

記事を読む

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。
(必須)が付いている欄は必須項目です。