湿気からの変形
ここのところ毎日暑い日が続き、一気に真夏モードで梅雨明けからの木型変形に悩まされております。 先月の梅雨時期に納めた木型が変形してしまい、...
愛知県半田市の杉浦木型のブログです。
いつも杉浦木型のブログをお読みいただきありがとうございます。
新年度を迎える4月からプラント計画用の木型製作がスタートして、ちょうど1ヶ月半が過ぎようやく山を超えたところの半分が終わりました。
そして特に頭を悩ませたシリーズ品がいよいよ佳境でバラバラの発泡パーツが順番に木枠に納めていき、形が見えてきた時には内心ガッツポーズ的な感覚。
まだこの状態の内は本当にパーツだらけで、きちんと図面のような形になっておりませんので、寸法を確認しながらヒヤヒヤしながらの作業が続きます。
パーツ(入子といいます)が発泡なだけにあまり強くも押し込めないので、慎重に取扱うので余計な神経を使います。
入子を見極めながら順番にセットして取付して、最後に鉄板をハメていけばようやく完成です。
1個1個の入子の寸法が採れないので、順番間違えると違う形状と違う寸法となるため、入子の該当位置と鉄板の位置を確認しながらの作業は見た目以上に時間のかかるものなので、このシリーズが最大の山場でありましたが、それもようやく折り返しのところとなりました。
まだ半分は残ってますが、このシリーズはあと1点を残すのみですから、ちょっと一安心であります。
このシリーズは都合7点ほどあり6点は完成、完成間近であります。
ここまでまとまって製作したのは初めてであったので、スタートした時には山はこのシリーズだなと感じておりました。
年明け早々からの仕事で久しぶりに製品(現物鋳物)合わせの木型製作にて更新のお話がありました。 先週には毎日のように4種類の過去の図面も出て...
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