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複製木型の緩やかな曲線で悪戦苦闘

いつも杉浦木型のブログをお読みいただきありがとうございます。

今週にまたまた図面はないが現物鋳物のみ存在しており、「この木型をお願い!」といった仕事が決まりました。

見た目以上にR面の雰囲気が独特でかなり寸法取に苦戦中であります。
なだらかに緩やかな曲線でありました。

現物鋳物-1

一定なRで流れてると思いきや、斜め具合が3方向にあり幅も底面も緩やかにカーブしており、それに倣ったRがついておりました。

似せた形状で結んで型を考えることにしました。

現物鋳物-3

昔の鋳物なので恐らく当時の木型屋さんはそれっぽく結んだ感性的なRの結び方でやられたと思われるので、見た目以上に難しかったですが、似せるRで何とか形にすることに向けて加工中であります。

ここ最近相変わらず増えた図面はないが現物鋳物からの複製木型製作。

部品の一部で古いのでどうしても図面がないのでしょうね。

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